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【Photoshop】クッキーのテキストエフェクトチュートリアル
- 2014/12/18
- Photoshop,
- Text Effect,
- Tutorial,
- 初心者
Photohopの便利機能、レイヤースタイル。今回は、レイヤースタイルだけで簡単にできてしまう「クッキーのテキストエフェクト」を作ってみたいと思います。飾り付け方で個性も出せたりするので、意外と使い勝手が良いかもしれません!
続いて紙テクスチャ(paper_texture_09.png)を、カンバスに合うように配置します。
さらに上にレイヤーを追加し、カラー#000000、不透明度0% → 30%の円形グラデーションで、中心から外側に向かって塗りつぶしてください。
グラデーションのレイヤーは、ブレンドモードを乗算:不透明度40%に設定します。
テキストを選択したまま、メニューバーのレイヤー > テキスト > シェイプに変換で、ベクターシェイプに変換。ダイレクト選択ツールやアンカーポイントの追加・削除・パスの切り換えツールなどで「K」や「E」などの角張った部分のパスを、少し丸みを持たせましょう。
テクスチャにもチェックを入れて、以下のように設定してください。。
描画色を#e8ba4b、背景色を#955810に設定して、メニューのフィルター > 描画 > 雲模様1を実行します。
続いてフィルター > フィルターギャラリーからノート用紙を選んで、以下のように設定・実行。 実行するとこんな感じになります。
さらにフィルター > フィルターギャラリーのちりめんじわで、以下の設定で実行します。 こんな感じになればOKです。
できたレイヤーは、ブレンドモード:ソフトライト、不透明度:50%に設定しましょう!
新たなレイヤーを追加し、カラーオーバーレイの色を#f6d4cdにしてピンクのアイシングを。さらに別レイヤーに、#ecd4f0でラベンダー色っぽいアイシングも施せば…
それではまた!
今回の目標
こんな感じのアイシングがかかったクッキーを作ってみましょう!バージョン | Photoshop CS5.5 |
---|---|
難易度 | ★☆☆☆☆ |
加工ポイント | レイヤースタイル・フィルター効果 |
必要素材 | paper_texture_09.pngFranks font |
チュートリアル開始
さっそくチュートリアル開始です。Windowsの方は、CommanndをCtrlに置き換えてください。STEP1 : ベースを作る
860×540px、解像度72dpiで新規ファイルを作成してください。(印刷物で使いたい場合は解像度300dpi以上がおすすめですが、ご家庭やオンデマンドで印刷する分にはこのサイズで問題ありません。)続いて紙テクスチャ(paper_texture_09.png)を、カンバスに合うように配置します。
さらに上にレイヤーを追加し、カラー#000000、不透明度0% → 30%の円形グラデーションで、中心から外側に向かって塗りつぶしてください。
グラデーションのレイヤーは、ブレンドモードを乗算:不透明度40%に設定します。
STEP2 : テキストを打ち込む
横書き文字ツールを選択します。テキストサイズ:180pt、カラー:#f0cc88、フォントはFranksを使用して、中央に「COOKIE」と打ち込みます。テキストを選択したまま、メニューバーのレイヤー > テキスト > シェイプに変換で、ベクターシェイプに変換。ダイレクト選択ツールやアンカーポイントの追加・削除・パスの切り換えツールなどで「K」や「E」などの角張った部分のパスを、少し丸みを持たせましょう。
STEP3 : レイヤースタイルを設定する
テキストのレイヤーをダブルクリックしてレイヤー効果を追加します。以下のように設定してください。Attention
この画面キャプチャはCS5なので、CS6以降とレイヤースタイルの順番などが異なりますが、同じように設定すれば問題なく適応されます。ドロップシャドウ
- カラー:#0000
- 描画モード:乗算20%
- 距離:2px
- サイズ:5px
シャドウ(内側)
- カラー : #e6c66e
- 描画モード:乗算40%
- 距離:10px
- サイズ:5px
光彩(内側)
- カラー : #dcbb6c
- 描画モード:乗算30%
- サイズ:20px
ベベルとエンボス
ベベルとエンボスで凹凸と立体感を出します。- 深さ:95%
- サイズ:10px
- ソフト:3px
- 角度:120 / 高度:40(包括光源のチェックをはずす)
- ハイライト:#f5d986・スクリーン70%
- シャドウ:#c0a262・乗算60%
テクスチャにもチェックを入れて、以下のように設定してください。。
- パターン:メタリック斑点
- 比率:50%
- 深さ:+110%
- 階調を反転
サテン
サテンで焼きムラ感を出します。設定は以下の通り。- カラー:#c19a73
- 描画モード:乗算30%
- 角度:55°
- 距離:30px
- サイズ:30px
STEP4 : 質感を追加する
さらに質感を追加していきます。新たなレイヤーを追加し、テキストレイヤーのベクトルマスク部分をCommand+クリックして、選択範囲を読み込んでくたさい。描画色を#e8ba4b、背景色を#955810に設定して、メニューのフィルター > 描画 > 雲模様1を実行します。
続いてフィルター > フィルターギャラリーからノート用紙を選んで、以下のように設定・実行。 実行するとこんな感じになります。
さらにフィルター > フィルターギャラリーのちりめんじわで、以下の設定で実行します。 こんな感じになればOKです。
できたレイヤーは、ブレンドモード:ソフトライト、不透明度:50%に設定しましょう!
STEP5 : アイシングを作る
続いてアイシングを作っていきます。新たにレイヤーを追加してください。追加したレイヤーにレイヤースタイルを設定して、バランスを見ながらアイシングをしていきます。ドロップシャドウ
- カラー:#000000
- 描画モード:乗算15%
- 距離:1px
- サイズ:2px
光彩(外側)
- カラー:#d89403
- 描画モード:乗算25%
- サイズ:9px
光彩(内側)
- カラー:#9d9a89
- 描画モード:乗算20%
- サイズ:5px
ベベルとエンボス
- 深さ:125%
- サイズ:3px
- ソフト:3px
- ハイライト:#ffffff・スクリーン70%
- シャドウ:#654007・乗算25%
カラーオーバーレイ
- カラー:#f5f2e1
チョコペンにしてみる
みんな大好きチョコレートにする場合、カラーオーバーレイの色を#612c05に設定し、ベベルとエンボスで通常のアイシングの設定から以下の部分を変更すれば、それっぽくなります。- ソフト:1px
- 角度:120 / 高度:70(包括光源のチェックをはずす)
- ハイライト:#ffffff・スクリーン75%
- シャドウ:#654007・乗算68%
STEP6 : アイシングを描こう
レイヤースタイルを設定したレイヤーにアイシングを描いていきましょう! 通常の円ブラシで、半径6〜8pxくらいに設定して好きなようにデコってください。多少よれよれしていても、アイシング感が出るので大丈夫です。新たなレイヤーを追加し、カラーオーバーレイの色を#f6d4cdにしてピンクのアイシングを。さらに別レイヤーに、#ecd4f0でラベンダー色っぽいアイシングも施せば…
完成!
なんだかスイーツ女子臭がすごいですが、あっという間に完成しました!レイヤースタイルを使っただけで、割と簡単にできましたね!まとめ
いかがでしたか? クリスマスやハロウィン、バレンタイン・ホワイトデーなど、お菓子を配りそうなイベントならクッキーとかも合うのではないかと…。使うタイミングは謎ですが…。 シェイプでクッキーのベースを作って、アイシングや飾り付けでメッセージやお絵描きをしてみてもよさそうですよね!色々と試してみてください:)それではまた!